【大阪市北区】薬膳火鍋専門店 小肥羊 大阪本店
ついにやってしまった。
一人火鍋。
用事で梅田に出かけていたのだけど、思いのほか早く用事が片付いてしまい手持ち無沙汰になった私。
12時前だしランチにしようと食べログの保存リストをスクロールしていたら、「薬膳火鍋」の文字が目に飛び込んできた。
寒くなってきたこの時期にぴったりじゃないか。即決でそのお店「小肥羊(しゃおふぇいやん)」へ向かうことにした。
阪急グランドビルの29階にあるその店は、シックで落ち着いた雰囲気だった。
店員さんに「ランチ定食ですか?火鍋ですか?」と聞かれ、一瞬、「一人だし定食でもいいか」と心が揺らいだものの、せっかく混み混みのエレベーターで29階まで上がってきたのだ。初志貫徹、火鍋を選択。
火鍋を一人で食べようと決めて入店するまで、内心ちょっとドキドキしていた。
というのも、火鍋に限らず鍋料理というのは「みんなでワイワイ囲むもの」というイメージがある。
それを一人で食べようというのだ。なんとなく寂しい感じがするではないか。
…いや、今どき「一人○○」なんて当たり前で、私が自意識過剰なだけなのだ。それは十分理解しているのだけれど。
店内は定食を注文した客と火鍋客でエリアが分けられていた。平日の昼に火鍋を注文したのはどうやら私だけらしい。
場所柄、ランチ客のほとんどは昼休憩中のお勤め人のようだ。
定食エリアの席は続々と埋まっていくが、火鍋エリアには全然客が来ないので、窓際席じゃなくても景色を独り占めできた。
目の前にセットされた鍋を見て、スープにごろごろ浮かぶ漢方食材に驚いた。
いかにも「薬膳火鍋」って感じがする。
具材はラム肉と野菜。〆とデザートを考えると十分な量だ。
ラム肉はちょっとクセがあったけどジューシーで美味しかった。
麻辣スープは小辛・中辛・大辛の3種類から選べる(※大辛は+400円)。
私は火鍋初心者なので「小辛」を選んだ。
赤いスープと漢方食材がぐつぐつ煮えている様子を見て、「やっぱり小辛でも辛いのかな」と警戒したけれど、いざ食べてみると全然辛くなくてホッとした。
もちろん唐辛子や花椒のピリッとした刺激はある。でも「薬膳火鍋」を謳うだけあって、どこか優しさを感じる辛さだ。なんとなくカレーっぽい味もした。
白湯の方はさらに漢方の香りが感じられて癒された。「これ絶対身体にいいやつだ」って思わせてくれる香り。
たまに木の枝みたいな漢方食材をうっかり食べてしまって独特な苦味が口の中に広がったりもしたけど、それも含めて薬膳火鍋らしさを味わえて面白かった。
どっちのスープにも麺は合う。
実は火鍋以上に感動したのが、デザートのマンゴープリンだ。
スプーンですくうとわずかにマンゴーの繊維らしきものが見えた。きっと手作りだ!
とろけるような舌触りに爽やかなマンゴーの風味が広がって、贅沢な気分になれるデザートだった。
店を後にしてしばらく外をぶらぶらしていたのだが、ふと、体がじんわり温かいことに気づいた。
これが薬膳火鍋の力なのかもしれない。
冷え性改善のためにもまた行こう。
次は中辛に挑戦してみてもいいかもしれない。
そしてもう一つの発見は、一人火鍋が思った以上に楽しかったということ。
誰に気を遣うこともなく、好きなタイミングで具材を投入し、好きなペースで食べる自由。
これは一人じゃなきゃ味わえない楽しみだ。
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一人火鍋。
用事で梅田に出かけていたのだけど、思いのほか早く用事が片付いてしまい手持ち無沙汰になった私。
12時前だしランチにしようと食べログの保存リストをスクロールしていたら、「薬膳火鍋」の文字が目に飛び込んできた。
寒くなってきたこの時期にぴったりじゃないか。即決でそのお店「小肥羊(しゃおふぇいやん)」へ向かうことにした。
阪急グランドビルの29階にあるその店は、シックで落ち着いた雰囲気だった。
店員さんに「ランチ定食ですか?火鍋ですか?」と聞かれ、一瞬、「一人だし定食でもいいか」と心が揺らいだものの、せっかく混み混みのエレベーターで29階まで上がってきたのだ。初志貫徹、火鍋を選択。
火鍋を一人で食べようと決めて入店するまで、内心ちょっとドキドキしていた。
というのも、火鍋に限らず鍋料理というのは「みんなでワイワイ囲むもの」というイメージがある。
それを一人で食べようというのだ。なんとなく寂しい感じがするではないか。
…いや、今どき「一人○○」なんて当たり前で、私が自意識過剰なだけなのだ。それは十分理解しているのだけれど。
店内は定食を注文した客と火鍋客でエリアが分けられていた。平日の昼に火鍋を注文したのはどうやら私だけらしい。
場所柄、ランチ客のほとんどは昼休憩中のお勤め人のようだ。
定食エリアの席は続々と埋まっていくが、火鍋エリアには全然客が来ないので、窓際席じゃなくても景色を独り占めできた。
平日限定ランチ火鍋コース 2,500円
火鍋(白湯のみ、麻辣のみ、白湯&麻辣)、ラム肉、野菜盛り合わせ、〆(麺または雑炊)、デザート
目の前にセットされた鍋を見て、スープにごろごろ浮かぶ漢方食材に驚いた。
いかにも「薬膳火鍋」って感じがする。
具材はラム肉と野菜。〆とデザートを考えると十分な量だ。
ラム肉はちょっとクセがあったけどジューシーで美味しかった。
麻辣スープは小辛・中辛・大辛の3種類から選べる(※大辛は+400円)。
私は火鍋初心者なので「小辛」を選んだ。
赤いスープと漢方食材がぐつぐつ煮えている様子を見て、「やっぱり小辛でも辛いのかな」と警戒したけれど、いざ食べてみると全然辛くなくてホッとした。
もちろん唐辛子や花椒のピリッとした刺激はある。でも「薬膳火鍋」を謳うだけあって、どこか優しさを感じる辛さだ。なんとなくカレーっぽい味もした。
白湯の方はさらに漢方の香りが感じられて癒された。「これ絶対身体にいいやつだ」って思わせてくれる香り。
たまに木の枝みたいな漢方食材をうっかり食べてしまって独特な苦味が口の中に広がったりもしたけど、それも含めて薬膳火鍋らしさを味わえて面白かった。
どっちのスープにも麺は合う。
実は火鍋以上に感動したのが、デザートのマンゴープリンだ。
スプーンですくうとわずかにマンゴーの繊維らしきものが見えた。きっと手作りだ!
とろけるような舌触りに爽やかなマンゴーの風味が広がって、贅沢な気分になれるデザートだった。
店を後にしてしばらく外をぶらぶらしていたのだが、ふと、体がじんわり温かいことに気づいた。
これが薬膳火鍋の力なのかもしれない。
冷え性改善のためにもまた行こう。
次は中辛に挑戦してみてもいいかもしれない。
そしてもう一つの発見は、一人火鍋が思った以上に楽しかったということ。
誰に気を遣うこともなく、好きなタイミングで具材を投入し、好きなペースで食べる自由。
これは一人じゃなきゃ味わえない楽しみだ。
小肥羊 大阪本店
※価格は税込表記です。住所:〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町8-47 阪急グランドビル29F
TEL:06-6311-1177
営業時間:ランチ11:00~15:00(L.O 14:00)/ディナー17:00~23:00(L.O 22:00)
定休日:無(2/21、6/11、他ビルの休館日に準ずる)
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