【大阪市中央区】ビャンビャン麺 朋友雑穀食府

朋友雑穀食府01 島之内に初心者にもオススメなガチ中華の店があると、激辛好きの知人から聞いた。
心斎橋に行ったついでに寄ってみた。

数年前から島之内周辺が中華街化しているらしい。
最後に島之内に行ったのは多分コロナ禍前。
そのときは中華街のようなイメージはなかったけどなあ。

数年ぶりに島之内に足を踏み入れてみると、確かに中華系の店が目に付く。たまに韓国語の看板も。
神戸の南京町は完全な観光地だけど、ここはまだまだ在日中国人や観光で来日した中国人向け、という感じがする。

教えてもらった店は「朋友雑穀食府」。
知人が言うには、日本語が(このエリアにしては)結構通じるし、注文もタッチパネルだから、中国語を話せなくても大丈夫ということだ。
各種グルメ予約サイトでネット予約もできるので、知っている人は多いかもしれない。

店に入ると、女性が「いらっしゃいませ、お好きな席にどうぞ」と日本語で迎えてくれた。
聞いていた通り、日本語が全く通じないという心配はなさそうで安心。

先客は男性一人のみ。
きっと17時過ぎで、夕食時にはまだ早い時間だったからだろう。おかげで4人掛けのテーブル席を一人で広々使えた。

席に着いて少し待ってみるが、店員さんたちは厨房に引っ込んでいて出てくる様子はない。
勝手にタッチパネルから注文していけばいいらしい。
看板料理だというビャンビャン麺は外せない。
口コミによると羊肉の串焼きも人気のようなので、これも頼んでみた。

羊肉の串焼き(2本) 396円
ビャンビャン麺 1,298円


量が分からないので、とりあえずこの二つ。
朋友雑穀食府01
料理の提供が遅いという口コミを事前に見ていたので気長に待つつもりでいたのだが、案外早く、注文してから10分ほどで両方とも出てきた。
(ただし18時台になるとUber Eats の注文が続々と入るようで、厨房からは忙しそうな物音が聞こえてきた。)

ビャンビャン麺は初挑戦。
朋友雑穀食府02
つやつやの幅広の麺の上に、辛そうな赤いスパイスが鎮座している。迷わず混ぜて一口。

あれ?辛くない。

小肥牛で受けた洗礼を思い出して身構えていたところだっただけに、「なんだ、これなら大丈夫だ」と思った。

一口、また一口。

油断した。

口の中がじりじり熱くなる。鼻水がだばだば垂れてきて、気づけば額にじんわり汗。
でも妙に手が止まらない。もちもちの麺がなんともクセになる。

辛いのは辛いが、麻痺するような辛さではない。
トッピングのチャーシューや、麺の下に隠れている野菜と一緒に食べれば、辛さはさらに和らいだ。

羊肉の串焼きはスパイスたっぷり。見るからに辛そう。
朋友雑穀食府03
これも後から辛さがやって来るタイプだった。
調子に乗ってぱくぱく食べていたら、じわじわと辛さが押し寄せてきた。

とは言え、ちゃんと旨辛レベルなので美味しく食べることができる。
脂の乗った香ばしさといったらたまらない。臭みは全くなく、むしろあっさりして食べやすかった。

気づけば腹八分目。もう一品頼もうか悩んだが、次回の楽しみに取っておくことにした。
朋友雑穀食府、辛さの面でも、言葉の面でも、ガチ中華初心者にはもってこいの店だった。

島之内のガチ中華、開拓していきたい。


朋友雑穀食府

住所:〒542-0082 大阪府大阪市中央区島之内2-6-16 第2右田ビル1F
TEL:06-6210-2869
営業時間:11:30~24:00(L.O.23:30)
定休日:無
https://keaa000.gorp.jp/ https://www.instagram.com/byan_byanmen

※価格は税込表記です。
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